健康な体でいることの大切さを、改めて感じることがありました。
先日、友達と会ったときのことです。
彼女は数年前に乳がんを患い、右胸を切除しています。少し薄着の洋服を着ると、右胸だけないことで見た目のバランスが崩れてしまうと話していました。
今度、ヌーブラを使って左右のバランスを整えるために、試着に行くそうです。がんは克服したものの、今でも定期的に病院に通い、薬で生理を止めているとも話していました。
初めて彼女から「乳がんだった」と打ち明けられたときは、信じられない気持ちでした。
まだ40代。どれほどつらい治療だったか、どれほど精神的にきつかったか。それでも彼女は、そんなことを感じさせないほど強く、明るくふるまっていて、その姿が眩しく見えました。
私には、何か特別なことをしてあげられるわけではないかもしれません。
けれど、彼女の話を聞いて、そばにいることはできる。誰にでも、病気になったり、心が弱ってしまったりするときはある。
だからこそ、そっと寄り添える存在でいたいと、改めて思いました。
