うまく伝えたいのに、
言葉にしようとすると、どこか違ってしまう。
そのもどかしさに、何度心がチクチクしただろう。
勢いで放ってしまった言葉。
そこに棘があったとしても、
口から出てしまった瞬間、それは「無かったこと」にはできない。
あとから何度も、後悔してしまう。
子どもの頃は、
大人になれば自然と聖人のようになれると思ってた。
でも実際には、
年を重ねるほど、もっと人の気持ちに寄り添えるようになりたいと思うようになった。
優しい人になりたい。
幸せになりたい。
強くなって、大切な人を守りたい。
…でも、本当は、たまには誰かに守られたい。
今日を大切にしたい。
これからも、自分の足で、しっかり立っていきたい。
