人の目が気になる。かわいそうな人にはなりたくなかった。

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子ども3人を連れて離婚したとき、周囲からは「かわいそうな人」という目で見られることが多くて、とても辛かった。
そんな視線が心に突き刺さって、悲しくなった。
私は元気なふりをして、「離婚しても平気だよ、大丈夫」って、見栄を張っていた部分もあったと思う。

本当は不安でいっぱいだったけど、子どもにはそんな気持ちは見せられなかった。
「私がしっかりしなくちゃ」
気が張り詰めていて、少しでも弱くなれば全部が崩れそうで怖かった。

不安なときは、行政の相談窓口に電話をしたこともあった。
誰かに話すことで、少し気持ちが楽になって、「また頑張ろう」って思えた。

今でも思うけれど、一人で抱え込んでしまうと、自分の心が潰れてしまう。
自分の考えに縛られて、前に進めなくなってしまうこともある。

だけど、きっと――
「助けて」って声に出せば、手を差し伸べてくれる誰かがいる。

今度は、私がその“誰か”になれたらいいな。

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